日本国内を結ぶ航空路線を提供しているLCC会社9社のうち、成田空港が利用可能なのはバニラエアー、ジェットスター、ピーチ航空、そして春秋航空の4社です。

成田空港から発着していける旅行でおすすめの地域は

1 ジェットスターで九州・四国・北海道へ
2 バニラエアで沖縄・北海道へ
3 春秋航空で広島・佐賀へ
4 ピーチ航空で関西へ
5 春秋航空で四国(高松)へ

の5つの地域です。

まず第一に、やはり価格が非常に安く便数も多いジェットスターが提供する九州、四国、北海道の旅をおすすめでしょう。ジェットスターは平日・夜便・閑散期といった条件をそろえれば、6000円以内で九州・四国・北海道のどこでも利用することができますし、最悪欠航となった場合でもかなりの便数がありますから安心です。ジェットスター自身が原因の遅延等には補償も出るなど、手厚いサービスも魅力のひとつで、LCCながらレガシー航空と同じくらいの安定感でサービスを提供しています。

また、ジェットスターは成田空港発着便の国内線は種類が豊富で、札幌は片道4490円、高松は4990円、福岡も4790円と非常にお安く行くことができます。四国・九州に限っていえば、かなりマイナーな熊本や大分、松山といった空港にも発着が可能で、ピンポイントでココに行きたい!という場合はかなり便利です。

どちらにせよ九州や四国、北海道といった地域は、どの地域も新幹線やバスで行こうとしても同じくらいの値段はかかりますから、ジェットスターを利用すると非常にお得だ、ということがおわかりいただけるでしょう。

バニラエアのお勧めポイントは成田空港から北海道まで4390円という最安値の運賃を提供している点です。沖縄までの運賃は5990円からとかならずしも最安値ではありませんが、その分運行回数等で競争力をつけているようです。北海道、沖縄までの便は競合も多いにも関わらず、参入出来ているわけですから、バニラエアの底力というものを感じさせられるような気がします。

春秋航空の魅力は成田から直接広島・佐賀といったマイナーな空港へ直接行くことができる点です。これらの空港に直接発着しているのは春秋航空くらいで、ほとんど競合もいませんが、6000円程度で運航されています。特に広島は新幹線以外はほかに行く方法も少ないのですが、かなりお得に行くことができ、おすすめです。

ピーチ航空で関西空港へ行くことのメリットは、時期が限られるものの、非常にお得なセールがあるからなんです。ピーチ航空は関西空港を拠点としていることもあり、時折片道1000円という捨て値で運行することもあります。ちょくちょくチェックしてみている方でしたら、下手な移動手段よりもよほどお安くなりますので活用してみるのがおすすめです。

最後になりましたが、春秋航空で四国(高松)へ行くのもおすすめです。もちろん先ほど紹介した通り、事前に予約できるのであればジェットスターがやはりおすすめです。しかし、直前で予約したい、あるいは曜日が選べるという場合は高松限定で春秋航空の利用が穴場なんです。ジェットスターが埋まっていても、意外と開いていますので、ぜひチェックしてみてください。