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LCCを利用するために…知っ得!賢い空港の活用方法

「LCC利用者必見!旅に持って行くべき必需品と不要品ベスト5」の記事でも少しご紹介しましたが、この記事ではLCCを利用するために、知っておいて得になる空港の活用方法を特にご紹介したいと思います。

まず、LCCを利用する上で重要なのは、預け入れ荷物をできる限り減らすことが最も大事な部分でしょう。新幹線やバス、ターミナル内での移動が少ないレガシー航空会社に比べ、空港から駅まで、空港内部でもターミナル内の入り口から搭乗口までと移動しなくてはならないことが多いのがLCCを利用する上で避けられない特徴の一つです。

したがって、LCCの利用者は

・機内預入をやめる
・チェックイン・搭乗手続きに間に合うよう早目に行く
・WEBチェックインをして先に搭乗手続きを済ませてしまう
・トイレや食事といったものは空港内で先に済ませる
・深夜便などでは空港のシャワーを借りたりする
・ペットボトルはセキュリティチェックを過ぎてから買う

と、非常に賢く空港を利用することができます。特に成田空港を利用したい場合は、第3ターミナルまでが非常に遠く、シャトルバスなどを利用すると時間もかかってしまいます。徒歩でも15分ほどは歩かなければなりませんので、チェックイン・搭乗手続きに間に合うよう早目に行くことが重要です。

加えて、移動しやすいように荷物は最小限に抑えることも重要でしょう。WEBチェックインをして先に搭乗手続きを済ませてしまうと、バウチャーである航空券を印刷するだけであとはセキュリティチェックを受けて乗るだけですので便利です。WEBチェックインをしても預け入れの荷物はカウンターに行けば預けることは可能ですので、積極的に活用するようにしましょう。

また、国内線のLCCは飛行時間が比較的短く離着陸でシートベルトサインがついている時間の方が長いくらいです。したがって、トイレや食事は空港で済ませてしまう方が良いでしょう。LCCの座席はかなり詰めて設置されていることが多くあります。乗り心地として狭く感じるようには設計されていませんが、トイレ等で席を立ちたい場合は不便に感じるのもたしかです。トイレに立つには他の乗客の方に立っていただかなければならないなど、手間もかかりますので、空港で済ませておくようにしましょう。

機内食も有料のところが大半ですので、先におやつや食事は済ませておいた方が、機内食よりは空港の方が値段もお安く設定されているのでお得です。ただし、ペットボトルはセキュリティチェックで確認の時間をとられてしまいますので、セキュリティチェックを過ぎてから買うようにしましょう。

なお、特定のクレジットカードを持っていればLCCでもラウンジを利用することができます。もし空港でくつろぎたいという場合は利用するのもいいかもしれませんね。

また、豆知識ですが、成田空港の第3ターミナルのトイレはセキュリティチェックを受けてターミナルまで歩く途中の道よりも、ターミナルについてすぐの方が意外と空いています。トイレで待ちがちな女性方は参考にしてみてくださいね。

以上、LCCを利用するために知っていてお得な賢い空港の活用方法でした。コツは「荷物は減らす」と「用事は先に空港で済ます」です。ちょっとした工夫でより快適な旅を過ごせるよう祈っています!

LCC利用者必見!旅に持って行くべき必需品と不要品ベスト5

LCCを利用する場合、気をつけたい部分が手で持つ荷物で何を持って行くか、という問題です。飛行機の持ち込み荷物ではハサミやスプレーなどはセキュリティの観点で持ち込み不可、など新幹線などよりは神経質にチェックされます。

それが面倒だと言う方もいらっしゃいますが、実は国内線ではそれほど厳密にはチェックされないことも多いんです。とはいえ、セキュリティで足止めをされるのも時間の無駄ですから、できる限り効率的に、ストレスフリーで飛行機の旅を楽しむためのコツと旅へ持って行くべき必需品・不要品をリストアップしましたのでご紹介します。

まず、LCCの旅で必需品なのが以下の5つです!
1ペットボトル
2カーディガンなどの重ね着
3ポータブル音楽プレイヤーなど
4携帯充電器(基本USBなんてないです)
5マスク

機内食などが原則有料サービスとなっているLCCの旅で、飛行機での必需品としてはやはりペットボトルが挙げられます。ただし、セキュリティコントロールではペットボトルには検査がかかりますので、その分足止めを受けてしまう点には注意が必要です。

なお、ペットボトルや日常的に使用するヘアスプレー、靴スプレー、ハサミも化粧用の小さなものでしたらなにも言われませんが、発火物の花火、一般家庭でよく使われるハサミやカッターなどは厳しくチェックされますので持ち込まないよう注意しましょう。

次に有用なのがカーディガン等の重ね着です。日本に進出したLCCでブランケットが有料ということは稀だと思いますが、エアコンに常時あたりますし、気圧で多少の寒暖差がありますのでブランケットをあてにせず持っていっておくと便利です。

短距離飛行のLCCを利用する場合は、音楽サービスを提供していない会社も多いので、暇潰しになるポータブル音楽プレイヤーや携帯を持っていると暇をもて余すことも減ります。レガシー航空のようにUSBで充電というのは期待出来ないので、充電器も忘れないようにしましょう。

また、エアコンで乾燥しますので、お肌が気になる女性や鼻が弱い方などはマスクを持っておくと便利です。使わなくてもそれほど荷物になるわけでもないので一枚忍ばせておくことをおすすめします。

続いて、不用品5つを挙げました。
1首・腰用のクッション(腰痛持ちは別)
2スリッパ
3歯ブラシ
4着圧タイツ
5大きなキャリー

国内でLCCを利用する場合、不要となるのが長距離用の首・腰のクッションやスリッパ、歯ブラシや着圧タイツといったアイテムです。

これらはもちろん5時間を超える長距離飛行の場合はとても便利ですが、基本的に海外旅行など遠方へ行く場合は必要ですが、腰痛持ちなどの理由がない場合は基本的には不要ですので邪魔にならないように家に置いておくと良いでしょう。

コツは「できる限りミニマムに」!機内預け入れをせず、持ち込みをしても支障がないよう、できる限り荷物は最小限にするのがコツです。ないものは現地調達するくらいの気持ちでいれば楽だと思いますよ。

ぶっちゃけどうなの?新幹線・LCC・バス、比較します!

LCCが国内旅行に使えるっていうのはわかったけど、どれがどれくらい価格差があるの?そんな疑問のある方向けに、この記事ではモデルケースをいくつか挙げ、新幹線とLCC、バスで行った場合の往復の料金をお答えします!

旅行モデルコースその①東京⇒北海道旅行
時期:8月
期間:3泊4日ほど

避暑地としては定番?の夏の北海道旅行。北海道新幹線が開通したことから、北海道も新幹線・LCC・バスがしのぎを削る移動手段激戦区に様変わりしました。

実際のお値段としますと、全て片道で北海道新幹線は普通指定席ですと(東京-新函館北斗)が22,690円です。LCCですと、平均モデルとして(成田-新千歳)間でバニラエアーの6290円程度が最安値です。バスですと、フェリーと含めて函館行きで7000円程度のお値段。

新幹線は直接市街地に行けるというメリットは大きいですが、やはり割高感が出てしまいますね。その分、バスとフェリーとほとんど変わらない値段で提供しているLCCの割安感が目立ちます。レガシー航空ですと、新幹線と同じくらいのお値段になりますから、やはりLCCは相当お安くなっているということになりますね。

旅行モデルコースその①東京⇒大阪旅行
時期:8月
期間:3泊4日ほど

お次はエンターテインメントの宝庫!大阪行きのお値段です。もともと大阪行きの新幹線も多いですし、深夜バスの運行も盛んですから、LCCとしてもライバルが多い地域です。

お値段はといいますと、全て片道で東海道新幹線は(東京-大阪)でのぞみの指定席を利用して14,450円です。LCCですと、ジェットスターを利用すれば(成田-大阪)間は4,290円というお値段。バスですと、時期にもよりますが繁忙期でも5900円台、最安値ですと2400円ですから、やはり距離の近い大阪ではやや夜行バス優勢ですね。

問題は、便数も多いことは多いのですが夜行バスはかなり早い段階で予約しなければ予約が取れない、ということでしょう。その点、LCCは早割の予約もありますが、深夜バスよりは比較的予約が埋まりにくいこともあり、夜行バスはとれなくとも新幹線よりも安く行くことが可能でしょう。

忙しいサラリーマンの方にとっては時間も身体も資本ですから、少々お高くとも飛行機を選択するというのも一つの手かもしれませんね。

個人的に、筆者は深夜バスは寝心地が悪くうまく眠れないため、体力をごっそりと持って行かれるのが難点だと思っています。新幹線は居心地は悪くありませんが長時間乗っていなければならないので、暇つぶしが難しい一人旅にはあまりオススメできません。

さっと目的地に着いて、長時間遊ぶことが出来る。そんな魅力がLCCにはあるのではないでしょうか。LCCとはいえ飛行機ですから、空港内やラウンジは高級感もあります。

値段は安いのにラグジュアリーな気分で旅行出来るなんで、ちょっとお得ですよね。LCCを利用するか迷っているという方も、ご自分の旅行のスタイルに合わせて移動手段を選んで見てくださいね。

楽々簡単!LCC航空券選びは比較サイトを活用しよう

LCC会社と言っても、国内線や国外線を含めれば日本国内の運行がある会社は27社ほどあります。しかも手配は自社という会社が多く、基本的には自力で便を探さなければいけません。

じゃあどれを選べばいいの?最安値探しにくくない?そんな自分の情報収集に不安な方にオススメなのが比較サイトを利用することです。航空券検索のための比較サイトはさっと挙げるだけでも6~7サイトほどあり、それぞれに一長一短があります。

ここではLCC旅行好きな筆者の所見を載せておきますので、ぜひ利用の目安にしてみてくださいね。

■Travel.jp
http://www.travel.co.jp/lcc/
LCC専用の比較が可能。会社ごとに利用可能なサービスを○×で示したり、利用にお勧めの空港と料金が並んでいる点は使いやすい。最安値カレンダーなど最低限の機能もそろっている。検索ではレガシー航空も利用でき、最安値表示もある。若干サイトが見にくく、比較に時間がかかるのがたまにキズ。

■トラベルコちゃん
http://www.tour.ne.jp/j_air/
Travel.jpと同様に、LCC以外のレガシー航空も利用できる。はじめから往路・復路選択であったり、カレンダーもあるなど、旅行サイトとして欲しい機能は一通りある。残り座席も表示されていて便利。サイトから予約も出来るが、提携会社のサイトへ飛ばされることになるので、お目当ての航空券が見つかったら航空会社のサイトに行った方がおそらく手間が減るのでよさそう。

■格安航空券センター
http://www.airticket-center.com/
こちらは予約まで出来る予約代行会社のサイト。航空会社を選ぶ際、どれがどの会社なのか若干分かりにくいが、サイトデザインはわかりやすく作られている。最安値カレンダーがなく、日付に合わせて便を決めるので、旅行の日程が確定してしまって移動不可能な場合は選択肢が少なく迷わないという意味でいいかもしれない。ただし旅程を決める際に利用するのはオススメできないかも。

■DeNAトラベル
http://www.skygate.co.jp/
実際に筆者は使ったことがないが、見た感じ便利そう。乗継か直行を選べるというのは特徴的だと思われます。最安値カレンダーも、他のサイトに比べ結構見易いのもオススメ出来そう。

■航空券.net
http://www.kokuken.net/
利用可能な会社の数も多く便利。宿泊券付きで予約出来るのも便利。LCCでどこか行きたいけどすぐ手配したい!といった場合はお勧めかも。

■さくらトラベル
http://www.sakuratravel.jp/
検索画面で当日利用できる会社が表示されるのがありがたい。ただし日付に依存する表示内容なので、お好みのLCC会社がある場合は自力でLCCの発着の曜日等を調べておかないと最安値等を探しにくい。

以上、いろいろ見てみましたが、いかがだったでしょうか?操作感や目的、必要な機能なども人によって大幅に異なると思いますので、自分のしたい旅行に合わせていいサイトが見つかるといいですね。