名古屋に飛行機?そんなのありえない!そう思う方も多いかもしれません。しかし、時代は21世紀!昔と違って最近は飛行機の環境もかなり事情が変わってきたんですよ。

もちろん、東海道新幹線のど真ん中、名古屋から東京、名古屋から関西、といった路線は飛行機より夜行バスの値段が断然お得ですし、直接中心地へ行ける立地などの点で新幹線にも利点が多くあり、それほどLCCのなかで主要な路線というわけではありません。

しかし、名古屋発着で各地方に行ける、という意味で、名古屋市民をはじめ名古屋周辺の住民の方、あるいは地方都市でアクセスが悪いが名古屋に行ってみたい、といった旅行者の方にはとっても耳よりの情報があるんです。

この記事では地方から地方へ、とってもお得に利用できる名古屋の中部セントレア空港発着のLCC会社のサービスと利用の手引をご紹介します。

まず、名古屋の中部セントレア空港を利用することができる会社はスターフライヤーとジェットスターの2社です。

スターフライヤーでは名古屋と福岡を結ぶ路線が就航されています。気になるお値段は往復料金22,810円。ん?高いぞ?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、株主優待を受ければ14,160円とかなりお安くなるんです。名古屋から福岡の新幹線代は19180円からですから、お値段差もそれほど大きくないということがわかるかと思います。

スターフライヤーはどちらかというと高級路線、レガシー航空と近いサービスで他のLCCとも少々異なるため、割高感は否めませんが、その分利用していて不愉快になるといったこともなく、飛行機はJALやANAといったレガシー航空会社のようなサービスが欲しいけど、少し価格も抑えたいな、といった方には向いていると思います。

他方、ジェットスターでは名古屋と新千歳、福岡、鹿児島、沖縄の4つの空港を結ぶ路線が就航されています。お値段はそれぞれ札幌4490円~、福岡4740円~、鹿児島4740円~、沖縄4740円~とほかの追随を許さないレベルの低価格で提供されています。

成田空港から直接名古屋へ行くことはできませんが、名古屋市民が沖縄旅行や福岡旅行、北海道旅行に行きたいと思った時、これまで近場の空港や新幹線の駅へいったん出てからさらに移動して…とかなり時間を取られていたところの間を埋めたという点で非常に便利になりました。

特にジェットスターはどの便も平日・夜の時間帯といった条件さえそろえば繁忙期であっても早割等を利用すれば上記にあげた5000円程度の値段で利用することが可能ですから、該当する地域の方々にとっては朗報以外のなにものでもないでしょう。

日本を旅行していて、地方から地方へさっと移動したい外国人の方にとっても、非常に便利な路線であることは間違いありません。地方だから旅行が行きにくくて諦めていた…そんな方はぜひこれを機会にLCCを利用して快適に、かつお安くお得な旅行を楽しんで頂きたいと思います。安く行けるなら行こうかな…そんな風に思ったそこのあなた!ぜひLCCを利用してあちこち旅行してみてくださいね。