LCC(格安航空会社)といえば、花形は国際線です。海外ではかなり普及していますし、日本でも中国や東南アジア方面で随分普及し始めていますよね。でも、実はLCCは国内旅行に利用してもお得だってこと、ご存知でしたか?

LCCの国内線は発着空港が地方空港や成田空港だということもあり、時期や場所には多少制限もあります。しかし、上手く利用すれば新幹線に比べてかなり安く、かつバスやレンタカーなどに比べて体力も温存できるという意味で非常に低コストで行ける交通手段なんです。

小さなお子さんのいる方も、新幹線に比べるとケアや手厚いサービスを受ける事ができ、また乗っている時間も短時間で済むので、離着陸の気圧の変化以外ではそれほど気にせず乗る事ができます。筆者が利用したLCCの経験からも、あまり泣いている子は多くないイメージです。

大人の個人旅行であれば、条件さえそろえば絶対お得なハズです。なんといっても、その魅力は抑えられた価格にあります。

例えば、東京から福岡へ旅行に行く場合、一般的には博多行きの新幹線を利用するでしょう。新幹線の所要時間は約5時間、運賃は片道22,520円ほどです。往復で買えば多少お安くはなりますが、馬鹿にならない値段ですよね。

ところがどっこい、成田発のLCCであるジェットスターに乗れば、片道6000円程度で行くことも可能なのです!所要時間も飛行機に乗っている時間は2時間半ほどですし、成田空港から都心までの費用1000円程度と電車での1時間半、福岡空港から福岡市内への時間と費用等を加味したとしても、余裕でおつりがくる値段です。

羽田発ですとJALやANAなど一般的な航空会社が多いのですが、その場合は新幹線と同じかそれ以上の運賃を取られます。サービスに差はほとんどありませんが2~3万円ほどは見ておかなければいけません。

高速バスですら片道で約1万円、所要時間でいったら15時間です。もちろん深夜バスは機内泊が出来るといった利点もありますが、一般的には体力も持って行かれますし元気な若い人向けですよね。レンタカーでいくにしろ、所要時間はほぼバスと変わりませんからなかなか難しいでしょうね。

LCCを利用すれば体力を温存し、かつ片道新幹線の値段で往復で行けるわけですから、断然お得な交通手段なのです。

よくLCCを利用する上での注意点として、欠航が多いですとか、飛行機が狭い、遅れが多いなどが指摘されます。たしかに発着の遅れは頻発することもたしかですが、悪天候では新幹線だって遅延・欠航は当たり前です。

預入荷物の引き取り等で時間がかかるという点をデメリットに挙げる方もいますが、そんなに大きな荷物はホテルへ郵送するなり、そもそも持っていかなければよいのです。一般的に、LCCは海外旅行基準の機内持ち込みを許可している会社が大半ですから、預け入れずに持ち込んでしまえば時間も短縮できます。

そもそも、イマドキのビジネスホテルや民宿は基本的なアメニティは一通り揃っていますし、場合によって寝間着すら必要ありません。ゲストハウスに泊まるにしろ、数日間であれば旅行用のもので事足ります。

少なくとも福岡へ格安で旅行がしたい方にとっては、むしろ飛行機だから特別にあるデメリットというものはなく、むしろ価格で考えるならばメリットにしかならないのです。

このブログではLCCが国内線でお得、といっても、実際どんなもんなのよ!知らないから信用できないわ!という方向けに、LCCで行く国内旅行お得情報を複数ご紹介していますので、ぜひ情報収集に利用してみてくださいね。