LCCが国内旅行に使えるっていうのはわかったけど、どれがどれくらい価格差があるの?そんな疑問のある方向けに、この記事ではモデルケースをいくつか挙げ、新幹線とLCC、バスで行った場合の往復の料金をお答えします!

旅行モデルコースその①東京⇒北海道旅行
時期:8月
期間:3泊4日ほど

避暑地としては定番?の夏の北海道旅行。北海道新幹線が開通したことから、北海道も新幹線・LCC・バスがしのぎを削る移動手段激戦区に様変わりしました。

実際のお値段としますと、全て片道で北海道新幹線は普通指定席ですと(東京-新函館北斗)が22,690円です。LCCですと、平均モデルとして(成田-新千歳)間でバニラエアーの6290円程度が最安値です。バスですと、フェリーと含めて函館行きで7000円程度のお値段。

新幹線は直接市街地に行けるというメリットは大きいですが、やはり割高感が出てしまいますね。その分、バスとフェリーとほとんど変わらない値段で提供しているLCCの割安感が目立ちます。レガシー航空ですと、新幹線と同じくらいのお値段になりますから、やはりLCCは相当お安くなっているということになりますね。

旅行モデルコースその①東京⇒大阪旅行
時期:8月
期間:3泊4日ほど

お次はエンターテインメントの宝庫!大阪行きのお値段です。もともと大阪行きの新幹線も多いですし、深夜バスの運行も盛んですから、LCCとしてもライバルが多い地域です。

お値段はといいますと、全て片道で東海道新幹線は(東京-大阪)でのぞみの指定席を利用して14,450円です。LCCですと、ジェットスターを利用すれば(成田-大阪)間は4,290円というお値段。バスですと、時期にもよりますが繁忙期でも5900円台、最安値ですと2400円ですから、やはり距離の近い大阪ではやや夜行バス優勢ですね。

問題は、便数も多いことは多いのですが夜行バスはかなり早い段階で予約しなければ予約が取れない、ということでしょう。その点、LCCは早割の予約もありますが、深夜バスよりは比較的予約が埋まりにくいこともあり、夜行バスはとれなくとも新幹線よりも安く行くことが可能でしょう。

忙しいサラリーマンの方にとっては時間も身体も資本ですから、少々お高くとも飛行機を選択するというのも一つの手かもしれませんね。

個人的に、筆者は深夜バスは寝心地が悪くうまく眠れないため、体力をごっそりと持って行かれるのが難点だと思っています。新幹線は居心地は悪くありませんが長時間乗っていなければならないので、暇つぶしが難しい一人旅にはあまりオススメできません。

さっと目的地に着いて、長時間遊ぶことが出来る。そんな魅力がLCCにはあるのではないでしょうか。LCCとはいえ飛行機ですから、空港内やラウンジは高級感もあります。

値段は安いのにラグジュアリーな気分で旅行出来るなんで、ちょっとお得ですよね。LCCを利用するか迷っているという方も、ご自分の旅行のスタイルに合わせて移動手段を選んで見てくださいね。